【豆知識】時計の防水表記について調べてみた

「生活防水」ってどれくらい？

時計、日常的に使っていますか？

時計って、水に強いもの・弱いものがありますよね。
特に夏は水に触れることも多いので、防水機能が備わっていない時計で水辺で遊んじゃったりすると、時計が壊れたりすることも…！
時計も、環境や用途に応じて使い分けたいところです。

今回は、時計の防水表記について、あれこれ調べてみました。

共通の、防水レベル表記があるらしい

防水に関して、共通の規格・表現があるそうです。

防水の規格、日本国内においては「JIS規格」で定められています。
最近では「IP X○」という表記が使われるそうで、これは「IEC（国際電気標準会議）」によって定められた防塵・防水の保護規格だそうです（おいおい、ややこしくなってきたぞ…

「IP X○」の、X部分は防塵等級、○部分は防水等級を示す、と。
それぞれ数字が高いほど、防御レベルが高いってこと。最大レベルは防塵が6、防水が8。

詳しくは、下の図が凄くわかりやすいので、参考にどうぞ！
ちなみに、時計だけじゃなくあらゆる機械モノに共通した表示らしいので、覚えておいて損はないはず！

http://www.hanwha-japan.com/products/ip-2000ptz/

…なるほどね（震え声

大体、「IPX1」から「IPX4」表記のものが、「生活防水」レベルのものだそう。
よく使われる「生活防水」とは、「雨に少し濡れたり、洗顔や手洗いで少量の水がかかる」程度のことを指すようです。
上の図を参考にすると、ジャブジャブと洗いものなどをしたい場合は、「IPX4」欲しい感じ？

「IPX5」から「IPX8」表記のものが、「完全防水」レベルのものになるそうです。

「IPX0」のものは、無保護の記。特に保護されていない、丸裸ちゃん！
「X」と表記されている場合、「テストを行っていない」という意味だそうです。

…とにかく、数字が大きいほど、水や塵に強いということ！

参考サイト（外部）：3分で分かる、「防水機能」の基礎知識

気圧防水？m防水？

上で「IPX○」という表記方法を紹介しました。

しかしながら、時計を探してみると、上の表記が使われていることは少ないです…（激おこ
せっかく頑張って覚えたというのに、防水レベルを表すのに使われているのは「○気圧防水」「△m防水」といった表現ばかり！
…文系の私、気圧とか言われてもイマイチピンとこず。怒りの追加調査です！！

「10気圧防水」は、10気圧のところまで防水できる、ということ。
「100m防水」は、100m潜るところまで防水ができる、ということ、だそうです。

時計屋さんのサイトに書かれた解説等を調べた結果…
日常生活防水ならば、3気圧防水を目安とするというのが一般的なようです。

CITIZENさんの示す目安が、わかりやすかったです。

参考サイト（外部）：防水時計の取り扱いについて

日本時計協会さんのサイトも、非常にわかりやすいですよ。

参考サイト（外部）：防水時計の種類と取り扱いについて

10気圧防水以上で「完全防水」とすることが多いそう。
時計を身に着けたまま潜ったり泳いだりする方は、「10気圧防水」欲しいところでしょうか。

人気の時計の防水レベルを調べてみた

時計の防水表記、なんとなくわかっちゃったぜ！
人気の時計の防水レベル、チェックだぜ！（サトシ