真面目に手作り、MMAA
「MMAA」というアクセサリーブランド、ご存知でしょうか。
2013年に立ち上がったばかりのブランド「MMAA(エムエムエーエー)」。
2014年には銀座・資生堂で展示を行い、雑誌「装苑」「FIGARO」に掲載されるなど、注目度も高まっています。
この「MMAA」、作っているモノが、非常に面白いんです!
男性は、コンセプトや制作方法に興味を持つ方が多いかもしれません。
ということで。
今回は、「MMAA」のご紹介!
マテリアルへのこだわり
現在は、「oto」「ground」という2シリーズを展開中。
…細かいことは後だッ!まずは作品を見ようじゃないかッ!
素材から作る、「oto」
上は、ピアス、イヤリング。
透明感があって、きれいですね。
下は、男性でも使用可能な、ブローチ、リング。
特にリング、男性から人気が高いそうですよ。
ところでこれ、何でできていると思います?
以下、公式より引用しますぞ…
[oto]
音をテーマに素材から作る「 oto 」は、樹脂の中にやわらかな布を閉じ込めています。
柔らかいはずの布が硬いこと。形のない音の形を見つけること。
そこから何が見えてくるのか探る、実験のようなシリーズです。
…答え!布を樹脂で固めて、柄や色を表現しているのです(じゃじゃーん
中に布が閉じ込められているのが、近くで見るとわかりますよ。
布の質感によってアクセサリーの表情が変わるので、一見同じ色のものでも、近くで見ると全く違うものだったりする。
布を採集したみたいで、わくわくするんだ、これが。
光も通すから、場所によっても表情が変わる(ほんとに
付ける場所はもちろん、使う場所や時間でも、イメージが変わる面白い作品です。
自然と科学、「ground」
下のリングは、男性から非常に評価が高いという新作。
さあ、こちらは何で出来ているのかな…(わくわく
さあ、答えだ!(以下、公式より引用します
[ground]
地面をテーマにアクリルを手作業でひとつひとつ削り出して制作しています。
アクリルは熱で溶け、冷え固まる性質があり、
大地を構成するひとつである溶岩もまた、熱で溶けて冷え固まります。
自然と科学。遠いようで近い性質に魅力を感じ、熱で削り、炙り、形作っています。
…アクリルに熱を加えて、炙り、削り、磨き、形を作っている(ででーん
アクリルって、透明でツルンとしたイメージですが、「ground」のソレはちょっと違う。
天然石のようなんです。全て形も違うし、自然の荒さみたいなものを持っている。
でも、アクリル独特の透明感や軽さは健在で、無機質さも持っていて。
そこが、面白いんです。不思議なんです。
男性でも使える、ユニセックスなジュエリー
前田真理子さんという、ジュエリー作家さんが手がけています。
一つ一つ、作家本人の手作りです。
実は、製造過程を見せてもらったことがあるんですが…率直な感想は「マジでこれ一人でやってるの?」です。
企業秘密もあると思うので、詳しくはアレですけども…非常に時間と手間と集中力が必要な作業です。
オーダーを受けた商品を、ひとつひとつ磨き削り…細い目で眺め…職人の仕事でした。
ちなみに、価格は、「oto」のブローチが5,000円、リングが9,000円だそうです。
「ground」の新作リング(2本セット)は、価格未定ですが、お値段を抑えようと企業努力の真っ最中だそうです。
オーダーでこの値段は、決して高くないと思いますよ。
ほんと、凝ってるから、一生懸命作ってるから!
大阪で初の個展を開催するよ!
「MMAA」、大阪にて初の個展を開催します。
併せて、受注展示販売会も開催します。
日時:5月1日~10日
(5月1日・2日には、作家本人が在廊)
場所:graf(大阪・中之島)
詳しくは、こちらからどうぞ。
graf(イベント告知ページ)
http://www.graf-d3.com/events/entry/mmaa_2015
MMAA公式サイト
http://maedamariko.tumblr.com/
東京での取り扱いなども、公式サイトに記載がありますよ。
関西で「MMAA」の作品を見られる機会はまだ少ないとのこと。
興味がある方、GWにお出掛けしてみてはいかがでしょうか?
参考になれば、幸いです!
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