今回でシリーズ本編終了
6日目の今回でシリーズ終わりです。
あと公式には7日目と8日目があるんですが、3ブランドのみで、まあいいかなと。
ただ公式スケジュールに入ってないブランドが結構あるので、その中から人気・注目のブランドをいくつか取り上げてご紹介できたらと思います。
今回は豪華です、ゆるーくいきます。
MR.GENTLEMAN,シティボーイの呪縛
コレクションテーマは「Memories」
世界中の土地を旅したイメージが反映されているということです。
ミスタージェントルマンといえば、いまのシティボーイ時代を象徴するブランドだと思うんですが、よくよく見ると、爽やかな皮をかぶりながらも、結構色々なものを服にねじこんでいます。
「どう着るんだよ」とか「実際これどうすんだよ」と思えるものを、リアルクローズの面を被って出してきている。意外に自由で冒険していて、全然「普通」じゃない。
だけどイメージ的にはシティボーイ代表なものだから「街で着れる」みたいなものが頭にあるし、なにより見た目のスマートさがあるからなのか、思いのほか引っかからずサーッと過ぎていってしまう。
結果、シティボーイぽいものばかりが、何故か頭に残る。普通逆なのに。
「おいこれでもシティボーイかい?俺ら」そう言われてる気がするのに。
14AWもよくよく見ると、奇抜な提案も多かった。
でもなあ、シティボーイなんだよなあ。
TOGA、意外にも初サンダル
TOGAはトーガ、ここもずっと10年以上変わらない雰囲気を持ち続けるブランド。
靴が人気があるのですが、メンズで初めてサンダルの展開をスタートさせたそうです。
私はTOGAの服に、なんともいえない”不気味さ”があると思っていて。
それは色使いとかモチーフとか柄とか全体から溢れる、なんともいえない仄暗さみたいなもので、それが独特で私の中での”トーガらしさ”なのだけど、ああ今回もトーガらしい。全体的に不気味さがある。
今回も、流行の要素を取り入れて、押さえるところは押さえていて。
シャツやパンツなどアイテム単体で見ると深い色は美しく、非常に着やすそうなアイテムが多い。
でも持ち前の不気味さで包んじゃうから、「難しそう」とか思わせるんだろうけど、実はそんなに恐ろしい(難しい)服ではない。意外に着易くて取り入れやすい・良いポイントになるであろう服が多い。
そう躊躇せず、不気味な世界に足を踏み入れてみて欲しい。クセになる気持ちがわかるはず。
話は戻って、サンダルは売れると思う。
Kolorが売れるなら、これも売れるだろうと思うんだけど、どうだろ。
FACETASM「SOMEWHERE」
ファセッタズム流のドレスダウンだそうです。
安定の、「トーキョーのデザイナーズストリートスタイル」です。
今回は「X」モチーフを多く用いていて、プリントだけじゃなく、服のシルエットやデザインにまで及んでいます。
いまって服をシンプルに着るのが主流だと思うんですが、がっちゃがちゃにレイヤードさせてたり、一部分にボリュームを持たせて全体のバランスを崩したりと、意図的にスマートにしていません。
これが「普通にきれいに着るんじゃつまんないよ!」という、若い男性に受けるひとつの理由なんだろうなあと思います。
色なんかは実にきれいにまとめられていて清潔感と統一感があるのが、独特ながらも「着れる」と思わせるんだろなと今回改めて思いました。
以上、3ブランドになります。
いやあ東京コレクション見てるときって、遠足の帰りのバスみたいな気持ちだなあと今回改めて思いました(意味深
改めて「…あいつ本当にいないんだなあ」と、転校していったアンリアレイジ君に思いを馳せています。
…長らくつるんでいたミントデザインズさんは寂しいでしょうか。
あとは、展示会組や公式スケジュール外組をいくつか取り上げようと思っています。
参考になれば、幸いです!
WD
FACETASMさんの最後の画像のコート面白いですね。
TOGAさん、名前位しか知らないのですが、重くて深い色合いがいいですね(春夏という感じはあまりしないけれど)。
自分も、着る機会があまりないのに、つい服を見に行ってしまいます。着る機会の少ない服ほど、反比例して時間をかけて悩みながら選んでいるような…
帰省で関西にいるのですが、神戸に遊びに行って、シャツを買ってしまいました。
chanboo(管理人)
TOGA、お好きかもしれません!
一年を通して、基本的に色柄は落ち着いているイメージです。
深い緑やボルドー、あとはネイビーなどの青がとてもキレイで、私は15年くらいTOGAがずっと好きです。不気味で 笑
メンズだと、見られるお店が少ないかもしれませんね…。
神戸、私行ったことないんですよ!
行ったことある人がみんな「いい街だったよ」と言うので、一度行ってみたいです。大阪すら中途半端にしか探検できていませんが^^;