褒められた時、それは特別になる

スルーされる５万、褒められる3,900円

褒められるって、嬉しいですよね。

皆さんは、褒められて伸びる派ですか？叱られて追いつめられて伸びる派ですか？
自分は褒められて伸びる派だと思ってますけど、どちらも適度に…が理想です。

ファッションに関して言えば、褒められると嬉しいですよね。
私は卑屈寄りの人間ですが、やっぱり嬉しいですよ。

褒められた洋服や小物って、ブランドや値段関係なく、特別になりませんか？

値段でもブランドでもなく

「その服、格好良いね」とか「痩せた？」とか、そういうの単純に嬉しい。

A.「あ、それアンダーカバーだね。格好良いね。」
B.「そのシャツ格好良いね」

AとBの褒め方。まあAも嬉しいんだけど、Bの方が嬉しい。
B.だと、どこの何かわかんないけど、格好良いとか似合うって価値を認めてくれているイメージです。
A.は、アンダーカバーを褒めてたり、アンダーカバーだから格好良く見えるって色眼鏡だったり、アンダーカバーを所持していることが格好良いだけであって、純粋に褒められている気がしないんですよね。…卑屈？

よく服屋の店員さんが、A.とB.みたいな入りで声を掛けてくると思うんですけど、Bの方が嬉しいです。
気付いてもらえて嬉しい＆ブランド知ってるこいつやるじゃん？的に、Aも嬉しいけど…。

なんていうか、嬉しさが別。

褒めようと思った動機

褒めてくれた動機が、会話を盛り上げるためであって本心かはわからないですけど、それでも引っかかったわけですよね。
そこを褒めようとは思ってくれたわけです。
お世辞か疑いだしたらキリがないんですけど。

値段もブランドもわからずに褒めてもらえたってことは、自分がその物の魅力を引き出せているのかなと私は思うのです。簡単に言えば「似合ってる」ってことだと思います。

高価なものを身につけていようが、一緒に着用している安物や適当に買った物の方ばかり「良いね！」って褒められること、ありませんか。
何にも知らない他人からは、適当に買った安物の方が「価値がある」とか「似合う」って思われているわけですよ。

そっち？ってパターン、悲しいけど、褒められないよりマシよ…。
高級なアイテムが補助魔法的な効果を発揮して、他をすんごい輝かせるってパターンもあるしさ（震え声

とにかく。
値段に関係なく、褒められた物は嬉しいし、「こいつ、できるじゃん（デレ」ってちょっと特別視しはじめる。

キモイ例えだけど恋愛にも近い。
どうでも良かった奴なのに、ふとした出来事から意識しちゃうアレ的な。

そのときから、意識しちゃうよね

褒められると、それがセールの残り物だったカットソーだろうが、ユニクロのパンツだろうが、意識しちゃう。
どーでも良い、適当に買った服でも、「これは似合うらしい」「これはスタイルよく見えるらしい」って、自分の中で株が上がる。

で、登場率も上がる。ここぞという時にも頼るようになる。

そうやって、ワンシーズン使い倒して捨てるはずだったものが、スタメンを張って、何年にも渡り活躍したりする。意外なものが意外に褒められたり、適当な思いつきの使い方で急に褒められるようになるパターンもあるから、面白い。

褒められるって、凄い。
人からの良い意見は、参考になるものは、なる。
自分では全く気付いていなかった価値を見出せる。

人に褒められることや他人の評価が全てではないけれど、人に褒めてもらうというのは単純に嬉しいし、発見に繋がる。
褒められたら、素直に受け入れたい。

「このシャツはダメだ」と諦める前に、他の使い方をすれば褒められるかもしれない。
すぐ諦めず、色々な使い方をして、自分的に大丈夫だろうと思えたらば、人前に出てみて、反応を伺うってのも必要だなーと思います。

イマイチな服にもチャンスを。安いからからといって諦めず。バカにせず。
かつ、高いからといって慢心せず。安心せず。

人からの良い意見は、素直に受け入れてみよう。
悪いところをわざわざ褒めに転じて伝えてくるなんてのは…相当性格が悪い。
そんな人、現実にはそうそういないはずです。

褒められると発見になるし、勉強になるし、嬉しい。特別になる。

だから、友人や家族で「格好良いな」「この感じいいな」なんて思ったら、褒めたい。（この感じで行って欲しい！）と思ったら、褒めよう。

おしゃれ云々関係無しに、人を褒めるようになると、人間関係も上手く行く気がします。
あくまで本音で心から。無理して毎回褒めなくてもいいんだから。

毎回褒めるところがあるのなら、言葉が安っぽくならない程度に毎回褒めていいはず。

良いと思えば、褒めよう。
減るもんじゃないし。

褒められたら、受け入れよう。
いいじゃないか、たまには調子に乗らせてくれってことで。

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