寒い!もういやだ!

寒いですね、ほんとに。
キーボードを打つ指もかじかんでおります。

販売員時代は常に気温との戦いでした。
路面店は年中ドアを開けっ放しなうえ、気温と着用アイテムのズレにより、1年の半分は辛い思いをしていました。
立ち上がり時期は共に地獄でした…秋冬の立ち上がり時は暑くて死にそうで、春夏の立ち上がり時は寒くて死にそうで…。

ついでにキャンペーンガールのバイトの時も、冬は死にそうでした。
超薄着でジュースとか配って、死ぬかと思いました。ありゃ若くないとやれない。

…そんな経験から得た、身体を暖めるテクニックをご紹介します。
今日は、寒い日を乗り切るファッションの小技集です。

雪国の方にはぬるいかもしれませんが…ざくっとご紹介!

 

1.外気を肌に触れさせない!

とにかく、まずは肌を隙間無く包むことです!

ヒートテック的な高機能インナー上下に被せるように靴下を履き、冷たい外気が肌に触れないようにすると全然違います。
ちゃんと肌着(上)を(下)の中に入れてくださいね!
足首がちょっと外に触れるだけで、かなり寒いので、靴下もかぶせる!
隙間が出来ないよう、しっかり肌着でガードしましょう。

2.「3首」を重点的に暖めよう

人間、3首を暖めれば風邪知らずだなんて、聞きました。
首、手首、足首のことです。

ここが露出していると、すっきり痩せて見えるといいますが、
冬は逆に、ここが露出していると寒々しく映ります。
そして、実際に寒いのです。

気を抜くと外気に触れてしまう、この3首。
マフラー、手袋、靴下などで、しっかり防寒しましょう。

 

足首を重点的に暖めたい!

お留守になりがちなのが、足首!
靴下は重ね履きしすぎると、靴が履けなくなってしまいます…。
控えめなニットのレッグウォーマーが売っているので、
こっそり履くのをお勧めします。暖かいです。

嘘だと思って試して、リストバンド

部活か!と思われがちですが、バカにできないのがコレ。
手袋ができない時には、こっそりリストバンド。
薄手でニットなら最高!リストバンドで手首をキュッと。

動いていると手首がチラチラ出て寒いのですが、これなら大丈夫。
アームウォーマーでも可ですが、ピチッと密着するタイプがいいです。

3.先端を暖めろ!

「3首」を暖めろと言いながら、次は先端です。

結局全部じゃねーか!と思うかもしれませんが、実際に先端は大事なのです!全然変わってきます!

頭、指先、足の指先の3点です。
(欲を言うならば、耳もここに加えたいところ。)

ここでも重点的に暖めたいのは、足の指先です。

頭は帽子、耳はイヤーマフを使用できれば装着したいですが、使用出来ない場面も多いでしょう。
手袋も同じく、使えない場面も多いです。

となると、足の指先をどうにかしたいところです。

 

地面から冷気を感じとるぜ、足!

地面近くが、一番寒いのです。屋内でも外でも。
地面に一番近い、足が、一番寒さを感じるのです。

やはり、足を重点的に防御すると全然違います。
前にも書いた通り、靴下の重ね履きには限度があります。

・足の指先部分だけ用の靴下を重ね使い
・足先用のカイロ
・暖か効果のあるインソールを入れる

このような方法を使い、暖めると随分違います。

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4.胴さえ守れば割とイケる

結局全部じゃねーか!と突っ込みたくなりますが、3首、先端という、いわゆる寒さの急所扱い箇所を守れば、次に防御を手厚くしたいのは、胴です。

1から3を防御し、あとは胴を重点的に暖めれば、一見、薄着に思える装備でも、意外にイケます。

ベストを着ることで、暖かさアップです!
ニット、フリース、ダウンなど、お好きなタイプをどうぞ。

ファッションのコーディネイト上、ベストを見せたくなければ、肌着→薄手のニットベスト→シャツ→カーディガン、のように、こっそり中に着てしまえばいいのです。

長袖を重ね着していくと、そのうちアウターがキツくて着れなくなってしまうと思いますが、そんな時って大体、肩や二の腕周りがキツく感じませんか?

重ね着は胴部分だけにしておくと、そんなことも無いと思います。
ベストは、個人的には防寒において必需品です。

 

5.異素材を組み合わせてガード

素材はそれぞれ特性があります。

風を防ぐのが得意なヤツ(シャカシャカしたやつ、めの詰まったシャツ等)
保湿・保温するのが得意なヤツ(ウール、カシミアなどニット類)

様々な特性のある素材を組み合わせて、防御しましょう。

ドラクエに例えれば、勇者がいなくたって…
武道家、戦士、僧侶、魔法使いがいれば、なんとかなります!
それぞれの長所を生かし、なんとかするのです!

冬の働く男性の定番とも言える、シャツ+ニットベストorカーディガン+ジャケットのスタイルは、実によくできている組み合わせだと思います。

シャツで防風、ニットで保温・保湿、ジャケットは裏地と共に、防風・保温・保湿の役割を担っています。
さらに、4の方法で、シャツの中にこっそりベストを入れれば、ドラクエで言うスクルト状態ですよ(防御力アップの意味)!

この定番スタイルをお手本に、素材の特性を考えながら、着る物の組み合わせを考えると、効率的に暖かくできますよ。

★その他、冬の寒さを凌ぐ小技

これは暖かい!と思った小技をいくつか。

・ヒートテック二枚着用

下はやったことがないのですが、上は二枚着たりします。
人から聞いて試したのですが、動いていると相当上半身暖まってきます。

・首元のWガード

ぴちっとフィットするタイプのネックウォーマーを着用し、さらに上からマフラーの類いを巻くと、首の防御は完璧です
かなり暖かく感じます。喉が弱い方にもおすすめ。

・ムートンの中敷き

冬にコンバースのオールスターなどを履くと、その布の薄さに足が凍りそうに感じますが、これです。
ムートン素材の中敷きを入れると、ポカポカです。
靴が薄い!寒い!と感じる方に、おすすめです。

 

以上、寒い冬を乗り切るためのファッションの小技でした。

きっと、皆さんも自己流の暖かテクをお持ちだと思います。
様々なテクニックを使って、辛い冬を乗り着ましょう!

参考になれば、幸いです!