東京ブランドをたっぷり
2016-17FWシーズンのコレクションルックを見る回。
ついに最後です、東京でーす!!
東京コレクションは、リアルなウェア・スタイリングを提案するブランドが多いです。
見たまま参考になる、そのまま着られそうな形での提案も多いので、色々とわかりやすいと思います。
割と大物も東京で発表しているので、有名ブランドも多いですよ。
はりきって、どうぞ!!!
「DISCOVERED」2016-17AW
袖がもけもけニットに切り替わったアウター類!かわいい!
キレイ色の小物でワンポイント置くコーディネイト、なんだか久々で新鮮です。
主な柄:チェック
「GANRYU」2016-17AW
セットアップが組めるよう、同素材で様々なアイテムを作成。
人気のコーチジャケットも登場します。
「UNUSED」2016-17AW
ビッグサイズのアイテムを上手く使ったスタイリング。
相変わらず、スタイリングが非常に格好良いですね。トーキョー!
「Robes & Confections HOMME」2016-17AW
メンズは2シーズン目。
ボリュームのバランス、素材の組み合わせ。レイヤードの参考になりそうです。
主な柄:チェック
「ETHOSENS」2016-17AW
初のランウェイショー。おめでとうございます!
テーマは「LINE of intersection」。柄を使ったのも、初ではないでしょうか。
「COMME des GARÇONS HOMME」2016-17AW
「着やすいギャルソン」、ここにあります。
デザイナー得意のパッチワークが炸裂し、トレンチも登場です!
「KAZUYUKI KUMAGAI」2016-17AW
流行を取り入れつつも、リアルなスタイリングで徹底。
柄や鮮やかな色を使わず、ワントーンorモノトーンに近い形で全てまとめています。
「TOGA VIRILIS」2016-17AW
シューズやアクセサリー以外に、ウェアだって格好良いんだぞ!!!
特に異素材ドッキング系ウェア、デザインニットは昔から得意なんですよ。
「yoshio kubo」2016-17AW
アクセサリーブランド「HEAVY&CO.BLACKSMITH」との、コラボレーション・ショー。
メンズでは異色の「柄」祭です!
主な柄:トライバル、アフリカン、ジオメトリック、迷彩 など
「Name.」2016-17AW
よく見ると「去年とは違う」ものが、あれこれ。
アウター×アウターのレイヤード、ボリューム感ある”もこもこ”小物など、見どころ豊富。
主な柄:チェック
「MR.GENTLEMAN」2016-17AW
異素材のドッキング、レイヤード。この2つで攻めてきた!
攻めたデザインの服が好きな方は、見る価値があります。面白いデザインがいっぱい!
主なデザイン:タータンチェック
「UNDERCOVER」2016-17AW
テーマは「Instant Calm」(皮肉ですかな?
ベルギーの画家ミヒャエル・ボレマンス氏の絵画をアートワークに使用しています。
以上になります。
全12ブランド、20ルックでした。
今回は、各ブランドの打ち出すものやトレンドがわかりやすい(参考になりそう)ルックを、有名どころから選びました。
東京は数が多いので…ニューカマー的なブランドやなんかは、また後日!
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gap PRESS MEN(vol.45(2016-201) |
後日、秋冬トレンドについてお届けします。
そちらもよければ、お楽しみに!
気になるブランドはありましたか?
そんなブランドが見つかったら、ぜひ全ルック、チェックしてみてください!
参考になれば、幸いです!
グレートコート
こんばんわ。
どこのコレクションもビッグシルエットがトレンドですね。
これってヴェトモンが草分けなんですかね?
バレンシアガのデムナ・ヴァザリア就任と
サンローランのエディ・スリマン退任との対比が
素人目にはシルエットの政権交代みたいで面白いです。
いつの時代も流行の先にあるのは反動なので
当然と言えば当然かも知れません。
以前「グッチのミケーレがキテる」と
インフルエンサー気分のしたり顔で私がコメントすると
「ずっとこんな感じ?
もしやエディ・スリマンみたいにずっと続けるの?」
と主宰に一刀両断されて目が覚めました。
ブレイクしたデザイナーもミュージシャンも
それぞれに節というか癖がありますよね。
サザンの桑田節ミスチルの桜井節
「ああ・・これこれ・・・」と言いたくなる感じ
それがまさに個性なんですが
時代とズレた時にその真価が問われるんでしょうね。
手塚治虫が30年くらい昔の「NHK特集」で
「あと40年くらいは描きますよ
アイデアだけは
バーゲンセールしてもいいくらいあるんだ・・・
でも絵が下手になってしまった・・・
昔は綺麗なマルが書けたのに・・・」
と悔しそうに語りながらフリーハンドで真円を描いてたんですが
ユニクロのチラシにビッグシルエットポケTが掲載されている今
ファッションの世界で天才と言える人物は誰なんでしょうか?
chanboo(管理人)
ビッグシルエットはトレンドですね。
トレンドまとめにも書くのですが、あらゆるアイテムでビッグシルエットが展開されますね。
ビッグシルエットって、マルジェラやヨウジやギャルソンのような”モード系”と呼ばれるブランドの基本なので、ノームコア・ベーシックからそちらへの反動なのかな?と思ったり。
ミケーレは今回が初めてのディレクターですからね。
「節」はすでに健在なので、今後が楽しみですね。
デザイナーの天才の定義が難しいですね。
ビジネス的に必ず成功させる人も天才、常に斬新なものを作り続ける人も天才、どこのブランドでもブランドイメージを守りつつこなる人もある意味天才だと思うんです。
トップメゾンのデザイナー/ディレクターになれる時点で、一握りの天才だと思います。
でも個人的には、ガリアーノは天才だと思います。