流行りそうなあれこれ
2017年秋冬の、メンズファッションのトレンドのお話。
キーワードとして10の項目を挙げ、色々考えていきたいと思います。
実際に流行りそうな、関係ありそうなトレンドのみに絞ります。
今回は前編、5つです。
http://www.fashionsnap.com/collection/phablic-kazui/2017-18aw/gallery/index15.php
1.ワイドシルエット
ビッグシルエット、オーバーサイズ、ゆったり、ルーズ。
色々な表現がありますが、ざっくり言えば身体のラインが出ない「大きい服」。
「大きい服」ブームは、秋冬シーズンも続きます。
秋冬といえば、目玉はアウター。
肩が落ち、丈も長く身幅も広いような、ワイドシルエットを作るアウター。
あらゆる種類のアウターに、大き目サイズが登場します。
http://www.fashionsnap.com/collection/burberry/2017-18aw/gallery/index56.php
ウールのコート以外に、デニムジャケットやMA-1ブルゾン…
どんなアウターも、大抵大きいものが作られている。
http://www.fashionsnap.com/collection/mistergentleman/2017-18aw/gallery/index8.php
ウェアの類いも大きめに!
秋冬といえばのニットも、ゆったりとしたものが多数登場。
ワイドパンツも引き続き登場します。
http://www.fashionsnap.com/collection/dries-van-noten/mens/2017-18aw/gallery/index33.php
http://www.fashionsnap.com/collection/lot-holon/2017-18aw/gallery/index5.php
http://www.fashionsnap.com/collection/the-reracs/mens/2017-18aw/gallery/index19.php
大人の方だと、ワイドシルエットに抵抗感がある方も、少なくないはず。
「サイズ間違えてる人」「洋服だけ浮いてる人」に見えたり、見えているような気がしたりして…。
無理して着ることはないけれど、コーディネイトの中に“ゆったり感”や“リラックス感”を作っていると、やはり”旬”な印象は受けます。
個人的には、挑戦してみない?とお誘いしたいところです。
http://www.fashionsnap.com/collection/jw-anderson/mens/2017-18aw/gallery/index3.php
現実的で日常から浮かない、着やすい丁度良いオーバーサイズアイテムが、色々なお店から多数登場します。
(価格帯が手頃なお店にこそ、ちょうどいいものが登場します)
自分にとって無理のないオーバーサイズな服を探し、自分なりのビッグシルエットを楽しみませんか(お誘い
http://www.fashionsnap.com/collection/trove/2017-18aw/gallery/index6.php
http://www.fashionsnap.com/collection/markaware/2017-18aw/gallery/index22.php
2.レトロ、クラシック
ここ数シーズンのトレンドである、”レトロ””クラシック”は続きます。
ルックから作りこんできているブランドも!
http://www.fashionsnap.com/collection/apc/2017-18aw/gallery/index2.php
http://www.fashionsnap.com/collection/wrapinknot/mens/2017-18aw/gallery/index6.php
昔のヨーロッパ。昔のアメリカ。昔の日本。
様々な”クラシック”が展開されております。
若い人には新鮮、大人には懐かしい。
そんなファッションが秋冬シーズンも続く。
http://www.fashionsnap.com/collection/prada/mens/2017-18aw/gallery/index19.php
とはいえ、一時期よりは、過去と現代が交じり合った感があります。
特にストリート。90年代感や裏原感が薄まったような気がしています。
http://www.fashionsnap.com/collection/gosha-rubchinskiy/2017-18aw/gallery/index24.php
http://www.fashionsnap.com/collection/wonderland/2017-18aw/gallery/index11.php
http://www.fashionsnap.com/collection/myne/2017-18aw/gallery/index15.php
3.デニム
ずっとデニムのターン!
中でも、懐かしい感じのブルーデニムが、トレンドど真ん中。
薄目のブルーが、覇権を握った感じです。
http://www.fashionsnap.com/collection/sacai/mens/2017-18aw/gallery/index7.php
パンツだけでなく、ジャケットも。
http://www.fashionsnap.com/collection/sacai/mens/2017-18aw/gallery/index6.php
http://www.fashionsnap.com/collection/louis-vuitton/mens/2017-18aw/gallery/index12.php
デザイナーズからストリートまで、様々なブランドが様々なデニムを提案。
シンプルなものから、デザイン凝ってる系まで、非常に豊富!大豊作!
どんな風に服を着たいかで、選びたいデニムは変わってくるはず。
デニムについて詳しくは、また後日。
http://www.fashionsnap.com/collection/e-tautz/2017-18aw/gallery/index9.php
http://www.fashionsnap.com/collection/masao-shimizu/mens/2017-18aw/gallery/index11.php
重厚感あるアウターと薄色デニムの相性、良いと思います。
デニムはアウターの重さを中和し、アウターはデニムのカジュアルさを中和する。そんな絶妙な関係。
つまり、トレンドのオーバーサイズのアウターとも、よく合う。
ショーでも、この組み合わせは多かったです。
私もこの組み合わせで着がち。バランスが取りやすいんですよ。
http://www.fashionsnap.com/collection/dries-van-noten/mens/2017-18aw/gallery/
http://www.fashionsnap.com/collection/ami-alexandre-mattiussi/2017-18aw/gallery/index9.php
4.ボリュームネック
首元にボリュームを持たせることがトレンド。
タートルネックやハイネックの流行は続いてきましたが、今年の秋冬は更にボリューム増し増しだ!
http://www.fashionsnap.com/collection/mistergentleman/2017-18aw/gallery/index23.php
http://www.fashionsnap.com/collection/discovered/2017-18aw/
http://www.fashionsnap.com/collection/julius/2017-18aw/gallery/index32.php
立ち襟になったアウターやシャツ、通常より随分とボリュームを増したタートルネック、大き目フードになったスウェットパーカなど、首元にインパクトどかん!なお洋服が登場します。
http://www.fashionsnap.com/collection/trove/2017-18aw/gallery/index20.php
「コーディネイトのアクセントを、首元に持ってくる」
これを頭の片隅に。首元大事に。
ボリュームネックに限らず、首元に注目してコーディネイトや洋服を見ていくと、きっと楽しい。
http://www.fashionsnap.com/collection/acne-studios/mens/2017-18aw/gallery/index10.php
マフラーなどの小物で、首元にボリュームを持たせてもOKなわけです。
これならば、取り入れやすいですね。
http://www.fashionsnap.com/collection/name/2017-18aw/gallery/index16.php
http://www.fashionsnap.com/collection/lou-dalton/2017-18aw/gallery/index5.php
5.チェック柄
トレンドの柄は何かと問われれば、チェックでしょうか。
秋冬の定番柄ですが、コレクションでも多く使われていました。
特に、クラシカルで上品な印象のものに、個人的には注目したい。
とても素敵だと思う。
http://www.fashionsnap.com/collection/valentino/mens/2017-18aw/gallery/index16.php
http://www.fashionsnap.com/collection/kenneth-ning/2017-18aw/gallery/index7.php
http://www.fashionsnap.com/collection/joseph/mens/2017-18aw/gallery/index7.php
http://www.fashionsnap.com/collection/bally/2017-18aw/gallery/index3.php
ショーだと、アウターが多いのですが。
ジャケットやパンツ、シャツのほか、小物でもチェック柄は多く登場しています。
ファッションのジャンル問わずです。
柄自体は定番なので、抵抗なく着られる人が多いはず。
定番柄だからこそ、問題は、アイテム選びとコーディネイトになる。
何を選んで、どう着るか。楽しみましょう。
http://www.fashionsnap.com/collection/phingerin/2017-18aw/gallery/index18.php
http://www.fashionsnap.com/collection/ystrdys-tmrrw/2017-18aw/gallery/index14.php
以上になります。
10のうち、5キーワードでした。
今回挙げた5つをまとめると、こんな感じ。
・ワイドシルエット
・クラシック(レトロ)
・デニム
・ボリュームネック
・チェック柄
近いうちに後編として、別の5キーワードを挙げたいと思います。
参考記事
【2017AW】メンズコレクションルック 魅惑の20選
【2017AW】メンズコレクションルック 欲張り25選
-追記-
後編はこちらです。併せてどうぞ!
【2017AW】メンズファッション トレンド10 -後編-
参考になれば、幸いです!
個人的 買い物日記
「もうセールとかどうでもいいや、はい来季来季!」と思いながらも、やっぱりなんだかんだ気になるから、セール見に行っちゃう。
マルジェラのセールだけは行く。マルジェラだけは行くんだよ…
WD
秋冬物に思いを馳せつつも、セールも気になっています(苦笑)。「出ないかな。出たらどうしよう」と迷っているものがいくつか…出ても(お値段的に)その中のせいぜい1点しか買えないですが。
先週の金曜に行く予定が、体調が悪くて行けず、12日にやっと<MARNI>の受注会に行きました。
「余程のことがない限り、ニットは買うのを控えよう」と思っているのに、気になるニットが(苦笑)。デザイナーさんが変わっても、欲しいものはありました。それと、毎回思うのは、そのシーズンの商品の種類?ヴァリエーション?の幅の広さ。1つのブランドでも、把握し切れないです。
記事の内容と重なることで言えば、<MARNI>の秋冬にもクラシカルなチェックのもの(ジャケット)がありました。<MARNI>の中でも高い方なのでは?というお値段でしたが、素敵でした。
さかた(管理人)
大人になって思うのですが、ニットこそ、良いものを買いたいというか。
一度良いものを着てしまうと、もう戻れないのが、ニット。
よってニットばかり見てしまう…という悪循環 笑
(私も、秋冬はドリスでまたもやニットを予約してしまいました。)
型数に関しては、マルニはどうなんでしょう。多い方なのですかね。
(小物はなんとなく多いような気がしています)
世界で展開しているブランドだと、色々な市場を考えて製品展開をしますから、多くなるかもしれません。