「買い物上手」の価値観も人それぞれ

お買い物上手、っていう概念自体、本当に人それぞれ。

例えば、シーズンの最初に買ってシーズン着倒すのが、お買い物上手だと考えるタイプの人もいる。
最終値下げまで粘って、とにかく安く購入するのが、お買い物上手と考える人も多数いるわけです。

皆さんそれぞれ、ファッションへの興味度合も考え方も違って、持論もあったりなかったりだと思いますが…

今回は。
私の考える、買い物上手であるための教訓10!

http://www.muji.com/jp/garment/coordinate/2016ss/men/

1.靴はサイズで妥協するな!

靴だけは、サイズのごまかしがききません。

試着した際、少し大きいとかキツいとかがあるならば、止めるべき。
ちょっと歩いたら、必ずや問題が現れます。

大きい場合は、踵が浮いて靴擦れするだとか…
小さい場合は、窮屈で足のどこかが痛いとか…

サイズが合わなければ、自然と履かなくなります。
最悪、ケガをする。靴擦れどころか、筋痛めたりする。
そして履かなくなる。はい無駄!

※スニーカーのあえてのデカ履きは除きますよ

http://www.muji.net/store/cmdty/detail/4945247845853

2.ジャケットは値段に比例!妥協するな!

安くて良い物が探しやすいアイテムと、安くて良い物がみつけにくいアイテム。
雑に分けると2種類ですが、ジャケットは完全に後者と思う。

きちんとめのジャケットは、お金をかけるべきアイテムだと思う。
大人の男性ならば、です。

きちんと作られたジャケットは、シルエットが違います。
身体の短所を隠し、身体をきれいに見せてくれます。
安いジャケットは、動きにくいばかりではなく、生地感やシワの入り方などで、傍目からもわかりやすい。

「あえてのチープ感」テクは、ジャケットではお勧めしません。

http://www.fashionsnap.com/collection/dior/homme/2016-17aw/gallery/index49.php

3.好みのタイプが集まるのは当然、堂々と集めろ

皆さん、好きなアイテムってのがあると思います。

「ボーダーが好き!」「シャツが好き!」「デニムが好き!」
それで好きな物が、たくさん集まっているという状態。

買い物の時に(良いな)と思っても、(こればっかりだから…)
そう考えて購入を凄く迷う人もいると思います

でも、実際のところ、好きなアイテムって使いますよね
それを好きな自分だからこそわかる、違いがそこにあるんですよね?

変な冒険アイテムを買うより、使うと思います
好きだからこそ、それぞれの特性を生かし使い分ければいいのです!

http://item.rakuten.co.jp/nachbild/wlc2805/

4.3足1,000円の靴下は全部違うものを

普段着(カジュアル服)の場合、靴下ひとつで、おしゃれ度が測れます。
靴下の色や素材を変えるだけで、季節感を変えたりもできる。

3足1,000円で靴下を買うとき、全然違うタイプを買うことをお勧めします。
1足は保守的に、黒や紺の暗めベーシックカラーを。
1足は柄、1足は単色でも色モノ。みたいな。

ベーシックなものを3足いくにも、素材や編みを変えよう。
見た目に差が表れるものを選ぼう。選択肢を増やしておこう。

http://www.ayame-jp.com/leaning-tower-socks-2/

5.ブランドを妄信するな

「◎◎を着ていればオシャレ」という考えは、非常に危険です。
◎◎というのは、主にブランド名。

こういう考え方からは、早く卒業すべきです。

ハイブランドでも、良くない物は良くない。
ブランドネームに左右されず、冷静にモノを見るべし。

http://i.isetan.co.jp/shinjuku/blog/

6.自信がないならコーデ買い

コーディネイトに困りそうなら、揃えて買っとけ!です。
これで買ったアイテムを、持て余すことは有りません。
明日すぐ、悩むことなく着られます。

トップスを試着したとします。
その時に着ていたパンツに合わなかった場合、手持ちのものとの相性を考えるはず。
ここで、イケそうなものが思いつくならば、良いです。
なさそうならば、素直に合わせるものを一緒に買っていけ!と思います。

同じブランド同士じゃなくても、勿論よいですが。
同じブランドのほうが、合うものが見つかりやすいと思います。

http://www.fashionsnap.com/collection/pigalle/2016ss/gallery/index12.php

7.色ち買い、使えるのがわかってから

同じアイテムの色柄違いでの、2色買い。
特にインナー類やパンツで実践する方が多いと思います。

これをやるなら、1色買って使えることを確認してからか、試着した後にしましょう。
「これ絶対使えるやつじゃん!」と、セールなんかで試着せずに、いきなり2色買いをし、家で着たら「意外にアレだった」なんて、悲惨です。

http://blog.shirt.co.jp/

8.迷う理由が「高い」なら買え

もし購入を迷う理由が「なんだか袖が…色が…太さが…」などの理由ならば、購入は止めておきなさい、と思うのです。

アイテム自体が完璧に気に入っている!けど値段が…なら、私は買うべきだと思っています。

値段がケタ違いならば、流石に止めます。
しかし、あれこれを我慢すればというレベルならば「買え!」と背中を押したい。

こういう買い物をすると、そのアイテムを特別扱いします。
大事にするし、沢山着るはずです。

大きな買い物をしたという自覚から、無駄なものも買わないはず。
結局、いい方向に転がるはず。

http://www.prada.com/

9.ズボラは取り扱いが困る服を買うな

通常使用では製品の加工が取れてしまうとか。
家で簡単に洗濯ができないとか、クリーニング屋すら選ぶ服とか。
デリケートで凄く引っかけやすい素材だとか。

扱いが難しいアイテムは存在します。

ケアをする自信が無いなら、デリケートな衣料を購入するのは、止めておいた方がいいと思います。勿体ないです。

安いものなら、使い捨て上等ですけどね。
デリケートな製品ってのは、大体高価だから。

10.「あれば着る」は大体いらない

セールでやりがちな買い物です。
「あれば着るだろう」という考えからの買い物は危険。

二重仮定の状況を想定している時点で、無くても困らない。

着るとしたら「わざわざ着る」状態になりがち。
惚れているわけでもないから、愛着も湧かない。

こういうのが典型的な「積み服」となり、気付くとタンスの底の守護神化。

http://slobe.jp/

以上、十訓です!

個人的には、もっと細かい鉄則を持っているのですが。
男性の参考にしてもらえそうなのは、こんなところでしょうか。

私も、今でも買い物に失敗します(正直

やっぱりサイズ絡みが一番多い。
試着できないインナーや、長く使わないと判らないところがある靴が多いですかね…。

あとは「このブランドなら大丈夫」という先入観。
「このブランドならいつもSだから…」などの考えで試着せずに失敗、あります。
試着は大事、可能ならば絶対に試着すべし。

失敗も経験のうち、とはいいますが…
出来る限り失敗はしたくないものです。はい。

参考になれば、幸いです!