コムデギャルソン立ち上がりだよ!
7月9日、多くのコムデギャルソン店舗が立ち上がりでした。
2016-17AWシーズンの幕開けだーッ(ドコドコドコ
担当に「おいATM !初日に来いよ(意訳」と言われ、ホイホイ初日に行って参りました。
恒例のコムデギャルソン立ち上がりレポートです。
今回は、コムデギャルソン(本ライン)、プリュスについて!
コムデギャルソン「18世紀のパンク」
川久保玲氏がデザインする、いわゆる本ラインです。
テーマは「18世紀のパンク」
今季立ち上がりの目玉は、ボタンでパーツを繋いだシリーズと、花柄。
「パンク」だけど、あくまで18世紀。
世間的に見れば、十分いかつい服が揃っていますが、エレガントさやクラシック感があり、女性らしさがしっかりと感じられました。
今年の春夏や昨秋冬に比べれば、「強め」です。
色は、赤・ピンク・黒がメイン。あとは息抜き的に白。
単色だと、甘めのピンクが目立ちました。
花柄は、クラシックなイメージで基本大柄。
赤系の、割と強めの柄が中心です。
同じ赤・花柄を使うにも、15ssの「血と薔薇」期とは全くイメージが違います。
スナップボタンで繋ぐというのは、上と下の写真のようなこと。
洋服を縫って繋がずに、ボタンで繋いでいる。こんなイメージ。
(ショーの写真ではイメージが沸きにくいと思いますが…)
ちなみに、プリュスにもスナップボタンはどどーんと登場します。
(後ほど、たっぷり)
実際に販売される製品では、ジャケットの裾や肩の装飾等がスナップボタンで付けられていたり…
フレアスカートは、5つくらいに分解可能で、丈を変えることが可能なデザインでした。
ボタンがポイントになりつつも、ボタンで服の一部を着脱しイメージを変えて楽しむこともできるってわけよ!
ボタンシリーズは、花柄と黒無地でジャケット、スカート等を展開していました。
花柄は、柄もアイテムも非常に豊富!
ジャンパースカート、ジャケット、テロンとした生地感の着やすいワンピースや、カットソー類など、立ち上がりにて既に豊富に揃っております。
シューズの目玉は、フェイクファースニーカー!(全写真で使用)
「スピングルムーヴ」とのコラボ商品です。
白黒ピンクの三色展開です。
花柄、赤ピンク、スナップボタン…
派手だよ強すぎだよ…無地シンプル派・ガーリー派には買うものがねえよ…となりそうですが。
あるぞ、割とシンプルなものも…!
コムコムとは違う形で、シックなものをきっちり作っていました。ああ手堅い。
シーズンテーマを「さりげなく」取り入れた、黒白無地のベーシック寄り製品もしっかり作っている…!
薄手アウター、パンツ、シャツ、カーディガンなどなど。
入荷する商品は店により違うので、量の差はあるでしょうが、シンプルめなものもあります。
特に、シンプル靴が良かったです。
約4万円の、コンパクトで軽くて薄い、牛革のフラットシューズは、かわいい(断言
SWITCH Vol.33 No.3 ◆ COMME des GARCONS /…
オムプリュス「平和の甲冑」
スナップボタン繋ぎ、肩や袖の切り替え、花柄、レディースライクなシャツ類が目立ちました。
テーマは違えど、レディース本ラインと共通する部分があります。
花柄はギャルソンとプリュスで一緒かと思いきや、違っていました。
ジャケットやコートなどとドッキングするものには、クラシックな印象の花柄を…
カットソーなどの薄物には、色鮮やかで”今風”な印象の花柄が、それぞれに使われていたような気がします。
プリュスのスナップボタンシリーズは、こちら!
上の写真の商品は、全部立ち上がりに並んだのでは?
ショーではもれなく肩パーツを装着していますが、別売りのようでした。
肩パッド無しのテーラードジャケットがあり、試着が多く、売れていました。
見た目には、小さめの丸ボタンがポイントの割と普通のジャケット(褒めています
ジャケット単品で物足りないなら、肩パーツ付けてね!ということでしょう(優しいね
パーツを縫って繋げず、ボタンで留めているんですってよ。
(もちろん襟やら縫っている部分も多々あるけど)
私が見たスナップジャケットは、お値段が約18万円でした。
本ラインのスナップシリーズも、イメージとしてはプリュスに近いです。
レディースはより装飾が多く、実際に取り外せるパーツが多かったりします。
プリュスでは物足りないという細身小柄男子は、本ラインへGO!
熱視線を集めていたのが、燕尾エプロン!(写真上)
燕尾の裾の形をした、スナップが効いてるエプロンです。
燕尾好き大歓喜!!これで年中燕尾が楽しめるぜ!!!
本ラインともバッチリ合う!ということで、女性の試着も目立っていました。
実際に本ラインとも合うし、女性も問題なく使えます。
約6万円だった気が。
今季は、プリュスも花柄ということで…
上写真の花柄ハーフパンツは裾広がりで、「キュロット」という印象。
これは男性以上に、女性の試着が目立ちました。
(本ラインで花柄のボトムスって、スナップのスカートしか無かったので…)
花柄はカットソーなど、着やすいアイテムでも展開。
カットソーなどに使われている花柄は、割とカラフルで鮮やか。
ショーの時にモデルが両手に抱えている花束が、そのまま柄になったようなものも。花柄は各種あります。
カットソーも、女性に受けていましたねえ。
レディースのカットソー類に使われている花柄は割と甘めなので、発色の良い鮮やかなプリュスの花柄のほうが好き…という方もいたようです。
(…着たら女性受けする…?プリュスでモテが実現…!!??)
袖が異素材パッチワークのジャケットも確認。
モノによって値段は前後するでしょうが、私が見たものは約18万円でした。
このシリーズに限らず、肩がガバッと甲冑のようにごつくなっているデザインのものは、「せ、聖闘士聖矢なの…?アテナの聖闘士さんなの…?」と正直思っちゃうわけですが…(小声
袖切り替えタイプは、個人的には「有りなやつ」だと思いました。
複数の種類があって、どれが入荷していたか頭こんがらがっちゃった!
上写真のようなものが、入荷していたと思います…。
切り替え生地の色柄が落ち着いたもの、肩を主張しすぎないものは、奇抜すぎません。
本体の形自体も、燕尾型と通常型とがありました。
なんといっても!ジョージコックスとのブーツ!
今季から、定番として展開していくそうです(下写真参照
シューズ部分と、筒部分が若干分離しているデザインです。
ジョージコックスの短靴って、重くて疲れるんですが…。
ブーツは編み上げて足首にも固定できるぶん、短靴より履いていて楽かもしれません。
お値段は8万円+税!
上写真でも着用していますが、シャツを複数展開。
女性的なモチーフを取り入れたシャツが揃っていました。
各種リボン、フロントに丸フリル(スカラップ)などが施されたシャツがありました。張りがある生地、ドレスシャツといった印象(多分
その他、長袖の肘部分が立体的に膨らんでいるような、パーカやニットカーディガンなども。
無地だし、この辺りは着やすいでしょうね。
ショー序盤に登場した、肩や袖切り替えでも割とライトな感じのシリーズ(写真下)は、未入荷のようでした。
以上になります。
コムデギャルソンと、オムプリュスのレポートでした。
あくまで私が見てきた話なので、あしからず。
オムプリュスに関しては、思っていたより普通(着られる)という印象です。
鋼の錬金術師か聖闘士専用シーズンかと思いきや、です。
コムデギャルソンに関しては、思っていた通りに華やかで、思っていた以上にラブリーピンク!という印象です。
プリュスのこれがレディースにあればな…と思うことが、いくつかありました。
似ていると、やはり比べてしまいますねえ。
今季は、女性がプリュスを…男性が本ラインを…というパターンが、他シーズンより増えるだろうと思います。
似ていて、実際に組み合わせやすいですから。
(サイズ的な問題から、女性がプリュスに手を出すケースのほうが断然多いとは思いますが)
次回、ジュンヤワタナベのレポートをお届けします。
そこには意外な光景が…!?
参考になれば、幸いです!
スニハ
プリュスでモテが実現…一番ツボでした(笑)
ATM仲間同士頑張りましょう(涙)
さかた(管理人)
プリュスでモテが実現したら…結構とんでもないことだと思うんです 笑
今季は買うものだろうなと思いつつ、なんだかんだ買わされる(欲しいものがある)というのは、流石だなあ…と思っています。
(私は合わないと思ったらバッサリ切るんですが)
ATM、支払いのためにも頑張ってたくさん働きたいと思います!!
頑張りましょう!!!
WD
「担当」→僕にとっては<MARNI>のあの店員さん?…でも他にも沢山のお客を抱えておられるから、担当とは呼べないかもしれません。
<オム・プリュス>→最後に買ったのは、もう大昔です。でもショーは気になって、ほぼ毎回雑誌やネットで見ています。
この秋冬のも既にネットで見たのですが、こうしてピックアップされると、気づかなかったことに気づかされます。と言うより、「甲冑」というテーマには自分も気づいたのですが、他の要素にはあまり目が行っていなかった気がします。
スナップボタンシリーズいいですね。元々、分離したり割れたりというギミックが好きです。そして次の秋冬や春夏は、他のブランドでも、ボタンやマジックテープで分離したりシルエットが変わったりする服がいくつも出ている気がします。「スポンティニアス」という表現(最近よく目にする)のものでしょうか。
記事を拝見して、花柄もいいなと気づかされました。身頃ではなく袖に色や柄が来るのは、本当はあまり好きではないですが、その好き嫌いを超越する位、良さそう。カットソー等もあると書かれているので、早く見に行きたいです。
「<オム・プリュス>久しぶりに買いたいな」と思いました。ただ、人気のブランドなので、そのシーズンの良いものは瞬時に売り切れてしまう印象があります。
話は変わりますが、
「セールに出るか分からない」とお店の人に言われた、気になる服について、少し前にコメント欄に書きました。遅くなりましたがそのご報告。セール開始日に電話で問い合わせましたが、完売したとのことでした。
見た時点で「ラスト1点」だったので、そこからセールまで残るというのは無理だったか…と、今も未練がましい気持ちです(苦笑)。
さかた(管理人)
MARNIのその店員さんが、担当、だと思いますよ!
抱える人数は関係なく、自分へのDMや接客を担当してくれている方は、「担当」です。
担当とは、仲良くして損はありません 笑
オム・プリュス、ショーだと(難しいなあ)と思ったんですが…
実物はなかなか素敵でした!
立ち上がり最初の数日に顧客が集中するので、ここで一度完売がいくつか出るのですが、そのあと他店と調整し、フォロー入荷します。
見に行くなら、今週末以降が逆に良いのかもしれません。
袖が切り替えになったコート(ジャケット)は、花柄がオリエンタルな雰囲気で、ちょっとドリスを連想しました。私は結構、今季は好感触です!
意外にカットソー等はそんなに高価じゃないので、よければ覗いてみてください。
商品数が多いのは、青山が一番、あとは伊勢丹新宿でしょうか。
(ただメンズ館2階は、昔から接客の評判があまりよろしくないですね…)
ラスト1点は残念でした…。
もしかしたらセール前に他店に移動になったかもしれません。
意外に他の店舗で見つかるかもしれませんよ!
ko
初めまして!
いつも楽しく読ませていただいてます 昔の記事にコメントしてすいません。。。。
最近昔から憧れていたギャルソンのお洋服を初めて買いました!
今季本ラインの赤いシャツ?です
今度はジャケットを見に行こうと思うんですが大体いくらぐらいの価格帯なんでしょうか? いきなり質問で申し訳ないです。。。予算のこともあり事前に知りたくて。。。。 コメント失礼しました
さかた(管理人)
ご愛読&コメントありがとうございます!
レディースの「コムデギャルソン」ですよね?
デザインによって価格は随分と変わってきますが…
秋冬のジャケットならば、シンプルなもので7万円~、凝っているものだと10万円~を想定すると良いかと思います。
秋アウターは約10万円~、冬アウターで約15万円~というのが、私のイメージです。
デザインによって値段も差があり、中にはジャケットより高価なシャツがあったりもしますから、あなどれません 笑
ko
ご返信ありがといございます!
そして詳しくありがとうございます
なるほど。。。シンプルなものなら十万円以内でも買えるんですね
スナップボタンが付いたものが欲しかったので参考になりました!!
中にはジャケットより高価なものもあるんですか。。。
シャツだからと思っていたら痛い目をみそうですね (笑)