【小ネタ】割と言われるけどあまり響かない接客ワード

販売員の皆さん、おつかれさん

人が多いセールこそ、色々な店に入ってみよう!と心がけております。
すると、思いがけない接客を受け、戸惑うこともしばしば。

今日はお店でちょくちょく言われるんだけど、「えっ!」となるワードをいくつかご紹介したいと思います。
共感して頂けるとよいのですが。

小ネタです。

「見慣れないだけですよ!」

何かを試着して、「う~ん」と30点くらいのリアクションをした時に、店員から出る言葉。
「えぇ?お似合いですよ!見慣れないだけですよ!」…見慣れない?

客観的に見て、似合うと思って言ってくれているのかもしれない。前向きに受け入れるべきなのか。
いや、似合わないものを買わせるための、まやかしの言葉なのか。
見慣れない・しっくりこない=今の自分のイメージにハマらない、であるからして、特にイメージチェンジを図りたいわけじゃないのであれば、買ったとしても「30点」の服のままで…。わざわざ着ないような気もするし。ぐぬぬぬ…。

結局、どう受け取り、どう気持ちが動くかは、販売員の信頼度によるのかもしれない。

「すぐ伸びます!」

主に、靴を試着した際「ちょっとキツイです」と伝えた時に、店員から出がち。

「すぐ馴染みます」なら、まだ耳障りがいい。「伸びます」は、なんだかなあ。

靴を実際に履いていくうちに柔らかくなって、足に馴染んでいくケースは実際にある。
でも、馴染まない靴もある。回数履いて、どうにかならない靴はある。材質的に伸びるとか無縁なヤツがある。
そう思える靴を「すぐ伸びます」とか言われると、(色々大丈夫なのかな、ここ)と思う。

ついでに、ちょっとキツいニットやパンツを「すぐ伸びます!」と言うのも、どうかな…と思う。
安心感より、むしろ不安が訪れる。他の表現をすべきだと思う(上から

Tricker's Bourton : トリッカーズ バートン(new)

Tricker’s Bourton : トリッカーズ バートン(new)
価格:68,040円(税込、送料込)

「一生モノですよ!」

主に、割と高額なアウター、レザーアイテムに使われることが多い「一生モノ」という表現。
…で、そんな「一生モノ」という言葉を、大して高くも良くもない商品に使われると(どういう意味で一生モノなんです?)と思う。
「一生モノ」という言葉を使って付加価値を与えようとしているのでしょうが…。

「家で洗えます!(表示はドライクリーニング推奨」

主にデリケートな素材のアイテムに関する説明の際に、使われる言葉。
購入後のケアはどうすればいいのか、購入前に必ずチェックするという方は多いはず。

衣服に付いている洗濯表示を無視し、「家で洗えますよ!」アピールをする販売員は多い。
実際にその場で着ているものを指し「洗濯機のデリケートコースで、ネットに入れてエ●ールで洗ってます。」などと、実例を元に紹介してくれる情報ならば、わかる。
でも、何の証拠もないのに「家で洗えます」とか言われても…。

いくらパッと見、家洗いが余裕っぽいアイテムでも、思わぬ伸縮や色落ち、風合いの損ない等があるわけで。おとなしく表示に従って案内しておいたほうがいいと思う。ほんとに。クレームになるから。

【ひどい編】「意外に見てないですって!」

ひどいやつも、ひとつ。

店員「こちらいかがですか?(ノースリーブを持ってくる」
私「腕を出したくないのでノースリーブはちょっと…」
店員「えー!絶対お似合いになりますよおー」
私「…二の腕に傷があるので、出したくないんです」

ここで9割強の店員は察して、二の腕が隠れる洋服を勧める方向へシフトチェンジする。
しかし、一部の強店員は違うッ!こう返されたことがありますよ。

店員「大丈夫ですよ!そんなの意外に見てないですよ!」

フォローのつもりで言ったのでしょうが…そりゃねーだろ!

 

以上になります。

お店での買い物で、むむ!?と反応してしまうフレーズについてでした。
これらの言葉そのものが悪いんじゃなくて、使いどころと使い時が大事なのだと思います。

逆に、この人できるなあと思ったエピソード集も、そのうち。

参考になれば、幸いです!

10 Comments

  1. WD

    接客ワード…買う側としてはやはり気になります。明らかにお世辞と分かる場合はまだいいのですが。
    洗濯表示については、綿のシャツでも「手洗い不可」になっていたものがありました。「念のためこう書いてありますが、自分は洗っています」と店員さんは言っていたと思います。そういう時に信用していいかどうか…かなり難しいですね。最終的には信頼関係でしょうか。
    顔見知りになればなったで、その店員さん独特の言い回しや口癖等、非常に気になるものです(笑)。
    顔見知りだけれどまだ買ったことがない店員さんがいて、先日接客してもらった時に気になったのが「記念にどうですか」という言葉が数回出て来たこと。「本当は、これは特にお薦めではないのかな」「でも買わせたいのかなあ」と内心思いました。

    セール、あまり行けていないです。一番気にしていたものが、セールを前に売り切れてしまった(らしい)のが大きいです。あとは、秋冬物で買いたいものが出て来るだろうから(もう既にあると言うか…)というのが、理由として大きいです。

    • 綿素材でも家で洗えないもの、ありますね。
      綿という素材自体も様々ですが、染色や他の加工の関係で、水や洗剤がNGというものも存在します。
      お洗濯に関しては、難しいですね。特に天然素材の扱いは…。

      店員の性格や、独特の言い回しや口癖、話し方…そういうものも含めての相性ですよね。ファッションセンス云々だけじゃなく。
      「記念にどうですか」はデザイナーズブランドの推し文句あるあるですね 笑
      シーズン限定の柄や加工のアイテムに対して、よく出てくる言葉です 笑
      「記念に…」は意外に効くんですよ。実際に「今シーズンの記念に買っとくか」という顧客も少なく無いですから(体験談

      セールは…もう秋冬立ち上がりですからねえ。
      あとは最終値下げに行ってお宝探しくらいが賢いと思います。

  2. ウッディ

    僕もひとつ気になる接客ワードあります笑

    「これ僕ももってるんですよぉ」

    これどういう意味で行ってるんでしょうか?「オシャレな俺とお揃いだぜっ(キリッ」という意味なんでしょうか笑 僕も持っててあれやこれやと合うしオススメですよ、ならわかるですけど、ドヤ顔で僕も持ってるんですよぉと言われると「お前とお揃いか、ほなやめるわ。」と思ってしまいます。
    僕がひねくれてるだけなんでしょうか笑

    • 「これ僕も持ってるんですよぉ」…あるあるですね 笑

      この台詞からの、持っている人間だからこそのトークに繋がっていくのなら、興味もありますけどね。
      台詞で完結されると、「で?」って突っ込みたくなりますね。「店員であるオシャレな俺様とお揃いだぜ(キリッ」アピールと捉えて良いでしょう。
      …若い人向けの若い定員は、本当にコレ多いですよね。

      ウッディさんがひねくれているだけではありません!
      洋服好きにはひねくれものが多い説もありますが、これをウザいと思う人は結構多いはずですよ。

  3. kjm

    [見慣れないだけですよ]って言われます(笑)
    この言葉をどう取るかは、販売員への信頼度によりけりだと僕も思います。
    同じことを伝えるにしても、言葉の選び方ひとつで随分と印象が変わりますよね。
    接客の上手な方は、言葉選びに長けていると思います。

    管理人さんは販売員もされていたんですよね。
    話が面白く、ファンも多かったんだろうなと思います(笑)

    • 同じような内容を伝えるにも、言葉の選び方で与える印象やイメージは大きく変わりますからね。
      ブランドイメージやマナーの範囲で、相手に合わせて適した表現(言葉)を選ぶのが理想ですが…なかなか難しいことです。

      販売の仕事もしていましたよ!
      自分で言うのもなんですが…割と販売成績は良かったです(小声
      お客様には本当に良くしていただいて、感謝しかありません。

  4. ゆずポン酢

    自分もセール期間と言う事で、普段はあまり入らない店に行き、店員さんに驚かされる事が多いです。
    忙しい期間、店員さんがいかに大変かも分かってはあげたいですが・・・

    店員さんの接客で気になるのは、あまり行かない店舗で見ていると無難な色や形ばかりを勧められることです。安全な判断でしょうがもっと攻めの姿勢で来てくれてもいいのよ!と内心寂しい気持ちになります・・・

    • セール期間だからこそ、我々のような普段は来ないお客様も来るんですよね。
      だから、忙しいのはわかるけれど、普段以上にしっかりやらなきゃいけないんですよね、実は。

      売れ筋や定番を薦めるのは、安全策ですからね 笑
      自分が割とエッジの効いた格好をしているのに、無難なものばかり薦められると確かにガッカリします 笑
      見た目で察してくれ!と 笑
      私はそういうピンとこないお薦めが続くと「面白いデザインのものないですか」とか、はっきり伝えてしまいます。

  5. 埼玉の黒豹

    「一生もの」
    これって最終的には客自身に対する免罪符になる
    効果がありますよね。
    「ちょっと高いけど、一生使えるならむしろ安いか?」
    なんて考えたりしますし(笑)

    でも自分がズボラなことははっきりしているので、
    高い本皮より安い合成皮革を選んで、ヘタったら
    買い直せばいいやって考えることが多くなりました。

    • 「一生モノ」って言葉、使い方ですよね。
      確かに免罪符になるんですよ、30年使うと思えば…みたいな 笑
      ハイブランドの何十万とするバッグなんか、店員に言われなくとも(一生モノだし)と自分を納得させて買っている人が多いと思います(ただし庶民に限る

      私も同じくです 笑
      高額で上質な天然素材ほど、ケアが大変なんです…。
      ケア自体にもコストがかかるし、怖くて天気が悪かったりすると着れなかったりもするしで、デリケートな天然素材の服はむしろ避けます 笑

Comment

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)