恒例、トレンド先取り
桜の開花を前にして、すでに秋冬コレクションはほぼ終わりました。
まだ冬物を脱ぎきれていないというのに、次の秋冬シーズンの予習を行います。
今日は4要素、ピックアップしてみました!
流行色は?
ダークトーンのカラーが主流になりそうです。
一言では言い表せないような、くすんだ色。
“ちょっとくすんだ”ブルーグリーンやチェリーピンク、あかいエンジ、うすいカーキ、きいろいオレンジなどの色が、多く出てきそうです。
明るいカラーも出てきますが、去年までの鮮やかなハッキリした色より、少しトーン落ちてます。
気になったのは、明るいブラウン系カラー(キャメルやオレンジ)の存在。
昨年の秋冬より、数も色も使われ方も目を引きます。
紺や黒などと合わせコントラストの差を使い、お互いを引き立て合う使い方は参考になります。
ベースカラーは、黒よりも紺やグレーが多い印象。
ただし、紺は定番のものより青みが強いものが多いように感じました。
PRADA 2014-15aw
ウォーム感の出る色・柄・素材
ウォーム感というのが、ひとつのキーワード。
素材感やシルエット・色で、各ブランド”ウォーム感”を表現しています。
その流れで、茶系が目立ったのだと思います。
黒よりも暖かそうですもんね、茶。おそらく来季は茶系が戻ってきます。
細かいこと考えず、”暖かそう!”と感じる物を選んでいけば良さげ。
ふわっ、もこっ、もふっ!
直感でいったほうが良いことも多い。
UNDERCOVER 2014-15aw
丸みを帯びたシルエット
特にアウター・ジャケット。
少しワイドなシルエットが流行となりそうです。
昨年までチェスターフィールドコートでビシッとジャストに決めていましたが、今年は違います。
ちょっとゆとりのあるサイズ感のアウターを着て、ボリュームを出すようです。
下の写真ほどボリュームのあるタイプは、流石に着辛いですが…
アームがゆったりだとか、シルエットに丸みを帯びさせるとかして、着やすいボリューム感のアウターを作ってきそうです。
ゆるいガウン風のウール素材のアウターも出てきますよ。
dior homme 2014-15aw
素材感、特に織り
先に挙げたウォーム感を演出するにも重要なのですが、素材感がキー。
素材感で勝負してくるアイテムが多くなりそう。
特に、織り生地は今年らしいものとなりそうです。
アウター、ジャケット&パンツに、織り目が細かくシックなジャガードが流行しそう。
従来とは違った素材の使い方にも注目。
モッズコートの一部がダウンだとか、意外性を素材で表現するアイテムは多く出てきそうです。
JIL SANDER 2014-15aw
以上、4要素をお届けしました。
続編のその2はこちら↓
【速報】2014-15年秋冬メンズ 流行まとめ 2
http://www.foundation-garment.com/article/post-2557.html
私たち日本人が実際に次の秋冬物(長袖)を着るのは、10月でしょうねえ。
気が早い話ですが、来年のプレスプリングコレクションがもう発表されていて、一周してそちらの方が実感が湧くくらいです。
ちょっと気は早いですが、参考になれば幸いです!
これの左を履いていたら「しまむらで買った?」と聞かれた。
「いいえ」と言ったら、そっくりなものをしまむらで買ったそう。
3足690円、配色違いセットだったと。
ま、まあ珍しくないデザインだしね(震え声
WD
ダークトーンカラーは取り入れやすそうなので、次の秋も買いたいものが出て来て悩むことになるのでしょうか。
PRADA、今回も良さそうですね(高いから、買えるかどうか…)。
自分としては、DさんとLさんが気になります。Pさんにも、良さそうなアウターがあったような。
2も楽しみです。
chanboo
くすんだ、ダークトーンのカラーの組み合わせはとてもキレイですね。
PRADAはやはり、魅力やテーマがわかりやすくて、着たい!と思わせるコレクションで流石だなあと思いました。
何度か秋冬コレクション記事が続くので、お楽しみに^^