大人気のsacai、持ってますか?
いまや凄い人気ですね、sacai(サカイ)
10年以上前から人気が続いているので、凄いですよ。
もはや、日本を代表するブランドの一つです。
私も、毎シーズン買うわけじゃないんですが、買ったら必ず愛用してしまうところが、何気に凄い。
私は量を買うし、大抵2年くらいで飽きるんですが…
私に10年着させるってのは、大したもんですよ(上から
sacaiの良さを、私なりに挙げてみたいと思います!
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シルエットの美しさ、長く愛用できるデザイン
定番として愛されるブランドの必須条件かと思いますが、シルエットがきれいです。
「sacai」の看板アイテム、ニットに関していうと、装飾(デザイン)も含めて、他では出せないような美しいシルエットがいつも見事に出ていると思います。
ニットって、上品さや垢抜け感を出すのが難しいと思うのです。
いい素材を使えば出せるもんでもないし、何より「素人」(ファッションを専門に学んでいない一般客)にわからせないといけない。
「sacai」は、上手く素材を選んで組み合わせ、他にありそうでない、きれいなニットを作ります。
「素人」にわかるように(値段相応の価値があると思わせるように)作る。
かといって、全体として奇抜すぎないから、着やすいし飽きない。
常にやり過ぎないから、時代に左右されにくく…
コーディネートに組み込み続けられるのかなと思います。
冒険した新しいデザインだったとしても、昔からある定番同士を組み合わせたものだったりして。
斬新だけどベーシックという位置で留まってくれるものが多い。
「これぞsacai」というデザインの形があるのも事実です。
ロゴが入ってるわけでもないんだけど、「sacai」の形・デザインがある。
それは「ミーハー」や新規を引っ掛けるフックにもなっているし、ファンからすると安心する「あれまだ着れるんだ」という、ところだと思う。
5年前に買ったカーディガンを、暫く寝かしていたんですが、今年思い出して着てみても、全く違和感がない。
現在の着方にも、上手くマッチさせることができちゃう。
こういう不変の魅力は、ギャルソンなどの長く顧客に愛されるブランドに通じるところがあります。
(デザイナーさんは、元ギャルソン。デザインからも「ギャルソン」を感じますよね…ギャルソンのレディースをよく知る方ならおわかりだと思いますが。)
ブランドの軸がぶれない
sacaiが出来て間もなくから、ずっと買っていますが…
基本スタイルはブレないなあと感じます。
変化や成長はしていますが、軸は変わってないように思います。
「あそこは昔は良かったけど今は…」って、よく聞く話ですが、sacaiに関しては、そういう声が少ないのではないでしょうか?
「質の良い素材を使って、異素材をミックスさせ、エレガントなニット製品を作る」
…おそらく、基本はこんな感じでしょう。
基本シルエットを大きく変えず、質も保持し、値段もあまり変わらない。
もちろんテイストも変わらない。
(そのうえで、進化と変化はしていますよ)
sacaiの購買者が、数年後にまたsacaiが欲しくなったとして、
sacaiのお店を覗いたら、同じテイストの物が並んでいる…
購買者にとっての「sacai」がそこにあるのは、嬉しいことです。
こうやって、ファンがどんどん増えているのだと思います。
安くはないけど高くはない、絶妙な価格
質も良い、デザインが適度に効いていて、使いやすい…
そんな感じの理想を追求し、値段との折り合いを付けて行くと、そこには「sacai」。
何でも言えることですが。
高い理想を掲げると、そこにあるのは、結構な値段の物ばかり…
そんな中で、「sacai」はモノの割に、お値段がそこまで高くない!
(もちろん個体差があり、凝ったものは結構高価ですが、ベーシックめニットならそう高価ではないと、私は感じます。)
「sacai」のニットのクオリティーを求めると、他だともっと高くつくと思います
縫製もしっかりしています。
装飾もしっかり丁寧に縫い付けてあります。
よくあんな薄い生地に、こんなものを、ここまできれいに付けるなあ等と感動することすら。
細部にこだわって、しっかり作ってあるので劣化が少なく、長く愛用出来るのだと。
長く着られる…それを考えれば、決して高くはありません。
また、価格設定の上げ下げは、ファン離れを起こしがちです
ベーシックなものに関しては、価格設定の変更を大きくやってないのも、好感が持てます。
もはや「いぶし銀」、日本の「sacai」
カットソー、ワンピース、ニット、ニットカーディガン…
思いつくだけで10点は所持しています。「sacai」。
気分が変わるので、着ない時期があるのも事実です。
でも数年後に、必ず復活し続け、クローゼットにい続ける。
時にスタメン落ちしても、必ず再度1軍に招集される、安心のベテラン選手「sacai」
ウールが苦手な私でも、sacaiのウールは痒くなったことがないです。
毛玉もできにくいと思います。
薄いサマーニットの袖口は伸びますけど、それを責めるのは酷ってもんよ!
ただし、素材が良いので、適当に扱ってると虫に喰われます。
(ユニクロは放っておいても、喰われたことないのに!)
大人なら、こだわりのニットを「sacai」で1枚、見つけて欲しい!
おすすめは、使い勝手の良いニットカーディガンです。
まだ、sacaiを手に取っていなければ、ぜひ次の秋冬に、ベーシックだけど少し捻りのある物をひとつ、袖を通してみて欲しいなあと思います。
私は10代の時、「良いニット」を「sacai」から学びました。
若い方も、バイト代を貯めたり、親におねだりして、是非!
今日は、語り入れてみました
しかしながら、百聞は一着にしかず、です。
着続ければわかる、sacaiの良さ!
参考になれば、幸いです。
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