エゴだよ、それは
「恋人のファッションが趣味じゃない」
「少しはおしゃれに興味を持って欲しい」
そんなことを考える人は意外に多い。
私自身、そんな愚痴を聞いたり、どうにかできないかと相談されたりします。
恋人を自分好みのおしゃれにするには、どうしたらいいのか。
恋人のこと、どう気に入らないのよ
「じゃあ付き合うなよ」…それを言っちゃあ、おしまいか。
「おしゃれ度」が恋人の条件にあるのならば、付き合う前にシビアにジャッジしとけよ!と思いますが、人間とは欲深いものです。
…求めてしまうものなのです。
恋人がダサイ、とは一言にいっても、ダサいにも種類があるはず。
パターンによって、対応策も変わります。
大きく分けて、3パターンではないでしょうか。
おしゃれに興味を無くしたパターン
一緒にいる時間が長いと、相手も自分も変わっていきます。
相手が、どんどんおしゃれに興味を失っていくパターンです。
仕事や育児で忙しくなって、それどころじゃなくなるとか。
恋人ができたり結婚することで、安心しておそろかになるパターンも多いです。
しかし、おしゃれだった過去があるわけですから素質はあるはず。
一緒に買い物に行って、相手の気分を盛り上げたり、服をプレゼントしたり。
「ファッションを楽しむ」ことを思い出させることさえできれば、好転したりします。
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まあ、失った興味を取り戻すのって、結構難しいですけどね…。
もし「ファッションに気を使うことはもう必要無い」とでも確信しているなら、頑固な人間だと、そうそう変わらないかもしれない。
興味が無い=こだわりもない、なので、買い与えるor予算内で良さげなものをオススメすれば着てくれるはずですから、ぐいぐいリードしてはどうでしょう。
興味が無いと、一緒に買い物に行くのも嫌がりそうだし、あんまりしつこく言っても、ケンカになりそうですけど。
趣味が合わないパターン
おしゃれに気は使っているけども、趣味じゃないパターン。
これはお互いに辛いです。一番難しいと思います。
これ、相手の立場になって考えてみましょう。
おしゃれに興味があって、それなりにこだわっているわけですよ。
それなのに、スタイルを否定されるわけですね。あなたの物差しで。
で、全然良いと思わないものを良いとされ、しつこく勧められる。
…ムカつきません?
相手の趣味を受け入れず、自分に合わせた変化を求めるのは、完全に勝手です。
あんまり強く変化を求めるのは…自分勝手だと思います。
相手のファッションが趣味じゃないパターン…
相手のこだわりが強ければ強いほど、変えるのは難しいです。
ケンカどころか、別れる原因にもなりかねない気がします。
相手がファッションに興味があるからこそ、相手の考えを尊重しつつ取り組みましょう。
相手を褒めながらも「こういうのも似合うんじゃない?」と、少しずつ少しずつ、おだてて自分の好きなルートに乗せていくべき。
褒められて嫌な人はいません。
長く一緒にいると、良い意味でも悪い意味でも、似ていきますけどね。
どちらかがどちらかに寄っていくか、お互いに近づいていきます。
元々、全く興味が無いパターン
そもそも無頓着ってやつです。
こういうタイプは一番楽です。
派手すぎるのはちょっと…とか、何色が好きとか、その程度のこだわりは誰でもありますが、こういう格好が好き!みたいなものが無い人ならば、積極的に自分の趣味を提案すべき。
それで恋人に喜ばれるなら、喜んで着てくれるのではないでしょうか。
むしろ、何を着たらいいか教えてくれぐらいの人もいます。
恋人によって、ファッションがころころ変わる人っています。
そういう人って、相手の趣味に合わせることが正しいと思っている場合もあります。
自分が無いとも言えますが、柔軟で尽くす恋人思いのタイプとも言えます。
会いにいけるアイドルも、握手会で言われるらしいですよ。
「〜の方が似合う」「〜を着なよ」って。
相手を変えるというのは、重いこと
他人を自分の思うように変えるって、どうなんでしょうか。
自分の趣向のために、相手の考えや趣味を変えさせるわけです。
基本的に、自分勝手な行為だと思います。
相手を悪の道から更生させるでもなく、これって見た目の話ですからね。
自分は恋人のファッションが好きじゃないけど、他の人からしたら、何も問題がないかもしれないどころか、好みかもしれないわけです。
だから、もし相手に変わって欲しい(ファッションに興味を持って欲しい)と思うならば、相手を尊重して慎重にやらなければいけない…と思います。
「向井理みたいなって」「福山雅治みたいになって」
こういう無理難題を言う人って、いますよね。
基本、求める側のエゴであるわけです。
いくら相手があなた的に「ダサイ」としても。
だから、変えたい側がある程度の努力(出費)もすべきだと思います。
あなたが良いと思う服を恋人が買っていないということは、それに価値を見出していないわけです。
…そりゃ、あの服を買えと言っても、素直には買わないですよ。
嫌ですよ、どうでもいい物に自腹切るの。
ユニクロやH&Mでも十分おしゃれなものはあります。
金は出さず口だけ出すなんて、都合が良すぎると私は思うので、贈ってはいかがでしょう。
貰った手前もあり、着てくれると思います。
なんにせよ、他人の趣味趣向に口を出す…
基本的には、あんまりオススメしたくない行動です。
…同じことを自分がされたら、凄く嫌ですから!
もし恋人のファッションを変えたいならば、くれぐれも慎重に。
大きく相手にストレスを与えたり、傷つけることになるかもしれません。
やはり、ファッションの趣味も合う人とお付き合い出来るのが 最高ですね。
なにより、話も合うし、買い物も一緒に出来るし。
アピールしてはどうでしょう。
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