kolorの2014SSコレクションの抜け感

kolor人気に納得。

kolorって、海外のバイヤーが選ぶ注目ブランド調査で昨年１位でした。
ここ数年は上位の常連で、注目され続けているブランドなんですが、今季の商品の一部を実際に見て再認識しました。

（あ、これ売れる系のデザイナーズだ）って。

デザイナーズブランドでも、「素敵だけど実際着るには…」と躊躇する服や、値段が高すぎて買う勇気が出ない服などなど色々あるわけですが、kolorはいいとこを突いてくる。

イメージなんですが…基本的に、派手すぎることもなく、高すぎることも無い。
デザインは凝っているけど、悪目立ちしないから飽きがこないし、「いつもアレ着てる」と思われにくい。
基礎となるデザインはしっかりしているから、形もきれい。

…長く評価されるブランドには理由がありますね。
奇抜なデザイン「だけ」で話題になるブランドって、大体すぐに消えちゃう。

昔のものでも全然着れちゃう服って、何気に凄いと思うんです。
大体「なんか古い」とか感じちゃうんですけど、kolorやギャルソンなんかはそれが少ない。
ずっと人気のブランドは、そういう服が多いですが。

kolorで挑戦したいアレ

2014春夏商品の一部を実際に見て思ったのは、今季トレンドの「ボタニカル」がkolorだと大人でも非常に取り入れやすそうだなあということ。
しかも流行ど真ん中の、花と植物がデデーン！と全体的に主張する感じではなく、一歩ずらしたような色と柄なので、長く着られそうな感じに仕上がっておりました。

この絶妙な色の感じ、いいですね。
これなら男性でも着やすい上に、おしゃれ上級者感が漂います。
なかなかこの色合わせ、出来ないと思います。

緑系の柄シャツに、グレーの太めのパンツ。
絶妙な色とシルエットのバランス、出来そうで出来ない系です。
ボタニカル？な柄ですが、流行もあり色といい、ツタを連想させます。

やさしいオレンジと明るいグレー（シルバー）の柄。
今季はオレンジが注目色に挙げられていますが、こんなオレンジなら取り入れやすそうです。
優しい色同士で構成されていて、合わせるボトムス次第で印象が変わりそう。
秋にも使えそうです。

ショーのファースとルックはこちらだったよう。
オレンジと白の、やんわりトロピカルな印象の柄です。
黒のパンツで合わせていますが、暖かくなったらグリーンやブルーなどのカラーボトムと合わせると、雰囲気が出そうです。
このコートは素材感も面白いらしく、注目が高いとか。

kolorの2014SSコレクションから柄物を使ったルックを中心に紹介しました。

はっきりとしたテーマは無いらしいのですが、「ハピネス」がテーマらしく、柄も楽園をイメージしたようなものが多いようです。
…確かに、柄自体は、南国というかハワイアンな柄かもしれない。

それをkolor流の絶妙なカラーリングで仕上げ、上品で大人な「ボタニカル柄」に仕上がっております。
本当に、色がきれいだなあといつも感心します。

写真が暗いので、服も暗く映っていますが、実際はもう少し明るく元気な印象です。
写真がなかったのですが、一番下の写真のコートと同じ柄をメインに使ったナイロンのブルゾンをお店で見たのですが、部分的に他の柄や緑が使ってあり、素敵でした。
流行キーワード「スポーツ」を押さえているわけですが、色といいデザインといい「デザイナーズ！」という感じが伝わってきて、なかなか良かったです。
…自分用にSサイズ欲しい系でした、これこそ長く着れそうで。

これカラーリングが素敵、なのに安い。古いんでしょうか？
春や秋口にＴシャツやパーカーに合わせたい。

柄選びは難しいけれど

総柄って、難しいです。
チェックやボーダーなどの定番は別として、なかなか気に入る総柄って少なくないですか？

ブランドごとにオリジナルで柄を作ったりしますが、私はそうそう気に入る柄がありません。
さらにブランドオリジナル生地じゃないとイヤ！という我が侭ぶり。
その為に基本全身無地が多いんですが、気に入った柄があると、色違い・型違いとかで買っちゃいます。

今回のkolorは、中間色で構成された明るい柄が多く、柄としては割と珍しいものが揃うのでは…と思いました。
柄以外にも、緑や青などの単色もきれいな色が多いので、中間色がお好きな方は楽しめると思います。

気になった方は、ぜひ見に行ってみてください！

参考になれば幸いです！

ブランドを作るというのは大変ですね

■個人的　買い物日記■

先日お伝えした、再発売したスタンスミス。
即日完売店舗が続出だったようです。
今年、履いている人が多いかもわかりません。

昨日は伊勢丹のセール初日でしたが、開店15分で6000人来たとか。
初日に行ったことがないんですが…どの層が多いんでしょうか。