後ろ髪ひかれながら、春夏コレクションへ
デザイナーズブランドでは秋冬物はとっくに完納し、
もはやプレ春モノの入荷が始まったブランドもあります
これからさらに寒くなることがわかりながら、
暗いトーンの洋服を見慣れた中で、春夏の明るくて薄い幸福感ある洋服を、
見たり買うなり予約するなりする行いって、
普通はわくわくするようなのですが、私は逆に(どんより)します。
春夏に秋冬物を押さえる時は、そうでもないんですが。
なんなんでしょう、この感覚。
しかし今回は、味わう(どんより)感が少なくて済みそうです
春夏コレクションは、モノトーンを基調としたところが多いです。
パステルカラーでハッピー!なテイストだけではないのです、
今の時期にもスッと入って行ける、白と黒の世界が広がっております。
春夏位明るく頼むよ…という人も多いでしょうが、安心してください。
明るい色も、きちんと出てきますから。
本日は、2014年春夏コレクションより、
お手本になりそうな白黒モノトーンスタイルを集めました
2014年メンズコレクションに関する過去記事はこちら
UNDERCOVERISMらしい、白黒
アンダーカバーは、今季春夏は白黒+赤を主軸に、
コレクションを発表しました
ストリート、パンクといったキーワードが浮かびます。
色使いやスタイリングから、ナンバーナインが頭によぎる…。
アンダーカバーといえばこんなイメージ!となる人も多いのでは。
ストリートとモードの融合、というのが、
アンダーカバーを表現するよくあるワードだと思いますが、
今季はまさにそんな印象を受けました。
日常生活で着やすい服、真似しやすいスタイリングが
今季は多いので、ストリート系もお好きな方は参考になると思います。
白黒ボーダーに、細身の黒パンツ。
足下に覗く白がポイント。
このモノトーンの柄が、今季メイン柄か。
やはり足下の白が冴えます。ブーツの一部ぽい。
やはり足下の白はブーツの一部だった!
このショートブーツ、人気が出そうですね。
いいポイントになって、非常に使いやすいと思います。
このようにモノトーンだらけの、アンダーカバー2014年春夏です。
赤黒のボーダーアイテムをはじめ、赤を差し色に使っている以外は、
他の色が見当たらないってくらい、使う色を絞っています。
意外?BALMANのクリーンなスタイル
今シーズンのBALMANは、モードすぎず派手すぎず、
わかりやすいクセのあるスタイルではなく、
モード、スポーツ、マリンなど、様々なテイストを
実に絶妙に、上品に組み合わせています
しかし、随所に光るBALMANの技。
細かくルックを見れば、随所に光る技ありデザイン。
こういう、
「一見なんてことなくて着やすそうだけど、
よく見ると他にはなくて、なんか高そう」な服は至高。
ハイブランドなのに、全身そのまま真似したくなる…
そんなスタイルが多い、おすすめコレクション。
ザ・オシャレ。
なんといってもこのジャケットのデザインが、
春夏感を演出し、スタイルを格上げしている感が。
フラットなシューズも、上級者感。
個性的なスタイルではありますが、
「いやこれ無理だろ!」と心が拒絶しないのは、
この高級感と完成度、そして色使いからか。
(この素敵だけど、ジャケット高そうだなあ…)
春のアウターは、ウールはもう避けたいところ
型押しだったり、異素材のドッキングだったり、
柄以外で一癖あるタイプだと、コーディネイトのポイントに。
BALMANの2014SSテーマは、セルジュゲンズブール。
そのためマリン要素が強く、フレンチをベースとした、
ミックススタイルを打ち出す形となっております。
BALENCIAGAの王道モード
バレンシアガの2014SSは、
目立つ色のないスタイルで統一され、シックな印象です
モードといえば、モノトーンを連想する方も多いですが、
そういった意味では王道ともいえるメンズコレクションかも。
ただその分、印象には残りにくいと感じました。
わかりやすいインパクトが無いので、
ポイントはシャツです
ネクタイのように大きな布が垂れています!
ジャケットをレザーにし、素材でメリハリを。
グレーの織り地がポイントのセットアップです
ノーカラーのブルゾン型はモードで格好良いですね
バレンシアガは全身黒のスタイルが多いです
王道のスーツスタイルから始まり、
ブルゾンの素材を軽いものにしたり、
ボトムスをショートパンツにしたりと、
様々なオールブラックスタイルを提案しています
春夏も、トップメゾンがショートパンツを取り入れ、
セットアップなどにし、展開しています
次の春夏も、ショートパンツは流行しそうです
モノトーン+1色がメインになるのでは
モノトーンが流行するとはいっても、
白とネイビーを組み合わせる流れの方が、
今のトレンドを考えても、強くなるんじゃないかと思っています。
白×黒の組み合わせってモード感強すぎて、抵抗ある方も多いですし。
全身を二色でまとめきるのって、案外スキルも度胸も必要で、
結構、その人の雰囲気も求められるところもあると思うのですが、
白×紺の組み合わせって、強くもなく取り入れやすい色合わせです。
白黒、白紺…どちらにせよ二色の組み合わせに、
差し色として1色をプラスする流れになるのではないでしょうか。
やはり春夏ですから、ブルーやイエローなどの
春を連想させるような明るい色が、使われると予想します。
色の1点投入って、きれいですからね!
2014年春夏ギャッププレスメンズ Vol.34 (ミラノ・パリ)
12月、プレセールとプレ春の入荷ですね。
私はこの秋冬、何かを買い逃した感も特にないので、
なんだかんだ春物にすでに期待しています。
■個人的 買い物日記■
日が落ちるのも早くて、寄り道する気も失せます。
四時半にはもう暗くなりかけてますもんね。
WD
モノトーンだけだと顔映りが悪いので、赤を差し色に使っているというアンダーカバー、気になります。
春と秋で、シャツ等も分けたいけれど、なかなかそこまで数を揃えられません…
バルマンは、格好いい、面白いデザインのものがあると思うのですが、如何せん高過ぎです。
26日の記事のエディフィスの限定アイテム、ネクタイを買ってしまいました。
クラッチバッグはとりあえず保留にしました。
chanboo
エディフィスのネクタイ、買われたんですね!
イヤミじゃないロマンティックさで、素敵なアイテムですよね。
活躍すると良いですね^^
バルマンはちょっとお高いですね 笑
いつも衣装のように派手でしたが、今回はシックだったので、
参考にできそうだったので紹介しました
この春夏、グレイッシュなトーンのキレイ色が来そうなのですが、
顔色が悪い方だと、くすんだ色は使い辛いですね。。
顔色が良く見えそうな、きれいな色を出すブランドを見つけたら、
またご紹介しますねー